心・体・社会をつなげる デタラメ研究所

健やかに生きる事を目指して…。

もしも、日本が財政破綻したら…③ ~本当に、納税が大切なのか?~

過去の財政破綻の例からみてもわかるように、

 

個人の借金は「自己破産」でチャラになりますが、

 

国の借金は「財政破綻」しても、

チャラにならないようです。

 

 

「財産税」「インフレ」などで、

国民の富をかき集めることで、

どうにか借金は支払われます。

 

 

だから、

「日本の借金は増え続けていて、

 今後どうなってしまうのか~!」

 

みたいな話をよく聞きますが、

 

 

財政破綻するかどうかに関わらず、

最終的に、

「税金」と「インフレ」によって、

国民が支払います。

 

 

 

国の借金を国民が支払う事自体はよいのですが、

 

この国民から回収された莫大な富が、

どこに流れていくのか?

 

という問題があります。

 

 

大きい部分でいえば、

軍事産業」や「金融市場」

に流れていきます。

(ごめんなさい、ここから話が飛躍していきます)

 

 

第二次世界大戦時は、政府が莫大な借金をして

武器や石油が購入されました。

 

その際、お金を貸してくれたのが

日本銀行や欧米の金融業者なので、

彼らに対して、大きな利払い義務が発生します。

 

そして後々、

「国の借金が膨れ上がって大変だ」とか、

財政破綻しちゃった」などの理由で、

 

政府が

「財産税」「インフレ(紙幣の印刷など)」「税金増税

で国民から富を回収し、

 

日本銀行や欧米の金融業者に富が流れていく…。

国債を買った人にも分配があるにせよ)

 

という感じです。

 

 

 

「今、日本は戦争してないじゃん」

 

という意見もあると思いますが、

 

日本政府が、

毎年アメリカ国債を爆買いして、

アメリカの軍事産業を支えていたりもするので、

 

 

「戦争している場所」が変わっただけで、

今もどこかで誰かが傷ついています。

 

そして、その資金源が、

僕らやアメリカ国民が払った税金だったりするんです…。

 

だから、

規模が小さくなったとはいえ、

今も昔も構造はあまり変わっていません…。

 

 

全然平和ではないんです。

 

 

 

話が飛躍していますが、

まとめると、

私たちの払った税金が、

戦争の資金源になっている側面が大いにあるので、

(国家予算の中の、国防費【軍事費】の額はめちゃくちゃ大きい)

 

 

「国の借金が大きくなったから、

税金が高くなるのは仕方がない」とか、

 

「納税こそが社会貢献」

という考え方すら、

 

少し的外れなのかも…

 

という事がいいたいのです。

 

 

「税金納めて、めでたしめでたし」

では終われないんです。

 

(税金を納める事で、道路が整備されたり、

公務員の人たちが働いてくれたりもするので、

納税する事は大切だと思います(;´∀`) )

 

 

 

 

世間的に良くいわれている、

財政破綻からのインフレ被害回避のために、

海外に資産を分配しておこう」

ていうのも、

「自分さえよければ…」感があってなんだかなぁ…、

 

ですし、

 

財政破綻しても、逃げずに日本復興のために沢山納税するぜ!」

というのも、カッコいいけど、

お金の流れを踏まえると、

なんだかなぁ

 

です。

 

 

 

「じゃあ、どうすんのよ!」

 

と聞かれても、

正直どうすりゃいいのか分かりませんが、

(誰か教えてちょ!)

 

 

今の生活の中で出来る事、

私たちにやれる事を、

考えて書いてみます。

 

 

次回は、

「じゃあ、どうすりゃいいの?」話。